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■指令管制施設(たかさき消防共同指令センター)

 指令管制業務は、災害通報の119受信に始まり、出動指令、通信統制、災害情報の収集伝達、災害活動の終了に至るまでの一連の業務であり、人命の救護、災害に係る被害の軽減等、消防部隊を効率的に運用するための業務です。
 「たかさき消防共同指令センター」は、これらの業務を共同運用することで、業務の効率化及び災害情報の一元化を図り、消防救急デジタル無線及び消防指令システムを有効に活用して、様々な災害事案に迅速対処し、被害の軽減を図ることを目的としています。


消防指令業務の共同運用に係る経過
平成 17年 7月 「消防救急無線の広域化・共同化及び消防指令業務の共同運用の推進について」消防庁次長通知。
17年 9月 群馬県が「群馬県消防力強化推進協議会」に「消防救急無線整備・運用部会」を設置。
19年 3月 「消防救急無線のデジタル化に係る無線方式等について」消防庁消防・救急課長、防災情報室長通知。
群馬県消防力強化推進協議会が「消防救急無線の広域化・共同化及び消防指令業務の共同運用の推進について」を取りまとめ。
群馬県が「消防救急無線の広域化・共同化及び消防指令業務の共同運用の推進について(群馬県整備計画)」を消防庁へ提出。
21年 4月 群馬県内10消防本部が「消防救急無線共同整備等推進委員会」を設置。
22年 4月 「消防救急デジタル無線に係る『県内の広域化・共同化に係る全体計画』及び『各消防本部の年次整備計画』の作成等に関する留意事項について」消防庁防災情報室事務連絡。
23年11月 高崎市等広域消防局、利根沼田広域市町村圏振興整備組合消防本部、渋川広域消防本部、多野藤岡広域市町村圏振興整備組合消防本部、富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合消防本部及び吾妻広域町村圏振興整備組合消防本部の6消防本部が「消防救急無線共同整備等推進委員会」を継続。
24年12月 群馬県が「消防救急デジタル無線に係る群馬県内の広域化・共同化に係る全体計画」を策定し消防庁へ提出。
25年 7月 「消防救急無線共同整備等推進委員会」が消防救急無線デジタル化整備に係る整備工事を実施。
「消防救急無線共同整備等推進委員会」が指令センター整備に係る実施設計を実施。
26年 7月 「消防救急無線共同整備等推進委員会」が指令センター整備に係る整備工事を実施。
27年 4月 「高崎市・安中市消防組合ほか5一部事務組合消防指令事務協議会」の設置。
27年 6月 「高崎市等広域消防局」が新指令システムに切替え。
27年 9月 6消防本部から指令センター職員が派遣され指令係が稼働開始。
27年10月 「渋川広域消防本部」、「利根沼田広域市町村圏振興整備組合消防本部」が119番回線を指令センターに切替え。
27年11月 「富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合消防本部」、「多野藤岡広域市町村圏振興整備組合消防本部」が119番回線を指令センターに切替え。
27年12月 「吾妻広域町村圏振興整備組合消防本部」が119番回線を指令センターに切替え。
28年 3月 「たかさき消防共同指令センター」開所記念式典。
「消防救急無線共同整備等推進委員会」を解散。
28年 4月 「たかさき消防共同指令センター」運用開始。

※協議会・・・・ 地方自治法の規定に基づき、普通地方公共団体は、事務の一部を共同して管理・執行するため、協議により規約を定めて協議会を設けることができる。規約の協議について関係地方公共団体の議会の議決を要する。(連絡調整協議会を除く。)
協議会が行う事務の管理・執行は、関係普通地方公共団体の執行機関が管理・執行したものとしての効力を有する。


119番災害通報等受信状況
令和4年度の通報受信件数


吾妻広域消防本部
  〒377-0805 群馬県吾妻郡東吾妻町大字植栗1174番地1
  電話:0279-68-0119(代表:東部消防署通信室)  FAX:0279-68-5080